七飯町 ななつぶ
はじめまして、クノです。
今回は、亀田郡七飯町にあるななつぶのランチを紹介します。ななつぶは、夫婦で営むフレンチレストラン ブランヴェールの別棟にあるお店で、こちらは奥さんが火曜日と水曜日の限定でランチ営業をしているお店です。
お店の玄関ポーチに車椅子にとっては高く感じる15㎝の段差があるので、車椅子の前輪を浮かせて段上に乗せてからゆっくり後輪で段差を超えれば楽かと思います。
女性客が多いお店なので、玄関前にスロープがあると車椅子だけでなくベビーカーでももっと来店しやすいお店になるのではと感じました。
雰囲気のいい店内
案内された座席は通路の近くで、車椅子のためにイスを寄せて席に着きやすい状態にセッチングされていました。こう言った心遣いが車椅子にとって安心感を与えてくれます。
ななつぶでは、ランチ営業が終わると引き続き喫茶営業が行われています。別日になりますが、お店を使った料理教室が開かれて地域とのつながりが強いお店のようです。
遊びごころ
トイレに掲げられている表示版はオーナーの遊び心があふれていますね。
トイレの中は広く造られていて、身体の状態にもよりますが一般的な車椅子での使用は可能なように感じました。
座席からの眺め
木立に囲まれた中庭に夏椿の白い花が咲いていました。中庭の向こう側には小川が流れている静かな場所です。
初夏にピッタリの冷やされた煎茶が提供されましたが、こちらの状態を判断してくれてグラスよりも持ちやすいカップに入れ替えて出してくれました。
七月のランチメニュー
ランチのメニューは一種類のみで今日はタイ風ごはん1600円でした。メニューは1ヶ月ごとに入れ替えがあり、この日はアジアンテーストの料理でしたが何時もは和食が中心となるようです。
タイ風ごはんは、炒めた雑穀米に豚肉のにんにく焼きと人参シリシリがのせてあり、その横に甘酢のようなキュウリが添えてありました。
小鉢には鱈の生春巻きとラディッシュなどの夏野菜の炒め物が入り、酸味のある人参のソースが掛かっていました。
この日の椀物は、豆腐とワカメの他にトマトやミョウガも入っている冷や汁でした。九州地方の郷土料理のようですが、はじめて食べましたが暑い時期にはうれしい料理ですね。
タイ風ごはんにお好みで混ぜ込んで食べるパクチーとシソは別皿で出されましたが、初体験のパクチーは思ったほど癖の強い奴ではありませんでした。
デザートで出されたのは、最近トロトロ系に押されがちのしっかりとした食感のプリンとホワイトチョコのムースに桃のコンポートです。
こちらのコーヒーは、くせが少なく食事の後でも飲みやすいと言う理由で、カルディコーヒーのモーニングブレンドを使っているそうです。
お会計を済ませると、厨房の奥から芸人のノッチさんに激似のご主人がわざわざ出てきてくれて、玄関ポーチの段差を降りるのを手伝ってくれました。
あとがき
建物の構造がすべてバリアフリーになっていなくても、こちらのお店のように車椅子への対応や姿勢によって精神的な面でバリアフリーを感じられるんだなと思いました。
また、こちらのメニューが変わった頃に、chikoちゃんと訪れたいお店です。
それでは、今回はこれで失礼します。
基本情報/お問い合わせ
ななつぶ
〒041-1122
北海道亀田郡七飯町大川6丁目12番36号
TEL 0138-66-3005
毎週火曜日と水曜日のみの営業
ごはんの時間 11時~15時(ラストオーダー14時)1600円
おやつの時間 14時~16時 800円
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