函館で95年間愛されるハムとソーセージのお店「函館カール・レイモン」さん[加工肉/元町]

函館で95年間愛されるハムとソーセージのお店「函館カール・レイモン」さん[加工肉/元町]

函館カール・レイモン元町店

はじめまして、クノです。

函館駅から市電の通りを外国人墓地の方面に向かって、大三坂を2本上った左に蔦のからまる可愛らしい赤い三角屋根が現れます。

このお店はカール・レイモンさんの愛称で地元の人々に長年にわたり親しまれているソーセージとハムのお店です。

本場ドイツでマイスターの資格を取得した後、ヨーロッパ各国で修業を積み1919年に来日したカール・レイモンさんが函館で開いたお店です。

お店の前に駐車スペースは3台分ありますが、日曜日や混み合う昼食の時間帯だと車を停められない事もあります。この日は平日の午前中でしたが、お昼を外した方が比較的ゆっくりと車イスでも買い物が楽しめると思います。


入り口の前に2cm程の段差があるので気を付けなければなりませんが、ドアは自動ドアになっているので車椅子やベビーカーの方でも入店しやすくなっています。お店の中にはテーブル席が設けられていて人気のソーセージを使ったホットドックなどの軽食もいただける様になっています。

お店に並ぶ商品はカール・レイモンさんのお弟子さんである福田俊生さんが、レイモンさんから引き継いだ製法で作ったハムやソーセージ、ベーコン、サラミなどの定番商品から新商品まで色々と販売されています。

カールレイモンさんの商品が気になる方は下記のリンクでご確認ください。

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イートインスペース

イートインコーナーには4人掛けテーブルが7卓と2人掛けテーブルが3卓あります。ファーストフードメニューは各種ソーセージを使ったホットドック焼きソーセージセットがあり、ソーセージは1本から注文できます。

今回はレイモンドックにコーヒーが付いたセットメニュー1人前と元町店限定のチューリンガータイプの生ソーセージを1本注文しました。chikoちゃんと2人での注文でしたが、どちらも2人で食べやすいように2つに切り分けてくれました。この日に接客してくれた3人の女性店員さんはとても感じが良く、入店の時には「アッ!車椅子で来店だ」と言った様子で入り口まで来てくれたり、お店を出る時も他の客に声がけしながら出口まで先導してくれたり、特に直接的なお手伝いをしてもらった訳ではありませんが、気遣いが感じられる居心地のいいお店です。

カール・レイモンさんの略歴

カール・ワイデル・レイモンは1894年3月28日ハンガリー帝国のカルルスバード(現在のチェコのカルロヴィ・ヴァリ)に生まれる。四代続いた食肉工場のマイスターだった父アントン・レイモンの後を継ぐために14歳で本格的にハム、ソーセージ作りの道に進む。父アントンは修業のために友人であるマイスターの元へ息子を送り出した。修業先ではマイスターからハム、ソーセージ作りを学び、学校では家畜獣医学、酪農技術、ハムやソーセージを作る機械の仕組みまで学んでいた。ドイツのマイスター制度はレーリング(見習い)、ゲゼル(職人)、マイスター(親方)と3つの階級に分かれている厳格な徒弟制度が確立している。働きながら週に一度の職業学校に通いながら3年後にゲゼルとなり、ゲゼルを勤め上げた後にようやくマイスターの試験を受ける事ができる。1912年にレーリングの修業を終えたレイモンさん、18歳で食肉加工のゲゼル職人となり独り立ちしてベルリンの食肉会社ハイネンカンパニーで働き始めた。数年後にフランスやスペインに渡り修業を積んだ後にマイスターの資格を得たレイモンさん。1919年、3年間滞在したアメリカから帰国の途に着く途中に観光で立ち寄った日本でハムとソーセージの指導を始める。1920年日米合資缶詰会社を設立していた日魯漁業の関係者からの誘いで、ロシア進出の拠点であった函館に赴任する。函館での滞在中に勝田旅館の娘コウさんと出会い1922年に駆け落ち同然で故郷のカルルスバードに戻り、結婚式を挙げてハムとソーセージの工場を始めた。1925年、レイモンさん31歳コウさん26歳の時に函館に戻り店舗と工場を建て、ハムやソーセージ作りを始める。1987年12月1日93歳で亡くなるまで函館の地で自らを「食の宣教師」と呼び、防腐剤や添加物を使わない素材を生かした伝統製法にこだわり続けた。現在のお店はたった一人の弟子である福田俊生さんがレイモンさんから受け継いだ製法でハムやソーセージを作り続けている。

トイレ情報

トイレの中まで車椅子でも入れますが、個室のドアが狭いため便器の側まで車椅子を付けることは出来ない広さです。

お問い合わせ

カール・レイモン元町店

〒040-0054
北海道函館市元町30-3
TEL 0138-22-4596
営業時間 9:00~18:00
一階:ファーストフード、物販
二階:レイモン歴史展示館

カール・レイモン本社工場

〒042-0958
北海道函館市鈴蘭丘町3-92
TEL0120-39-4186
電話での工場見学の受付時間
9:00~16:00(昼休みあり)日曜日、水曜日、一部祝日以外の受付け
工場の定休日
日曜日、水曜日、祝日(11月、12月休館)
料金は無料、所要時間1時間
見学時間
10:00~12:00、13:00~16:00土曜日15:00まで
事前予約は3日前まで、時間内は予約なしでの見学可能
事前予約の団体10名からの特典あり
⑴ガイド付き⑵試食あり⑶お土産あり
駐車場あり、無料

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